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窓とベランダの改修工事
北側ベランダ
北側ベランダには排水口が無く空調などの排水を流すところがありませんでした。また、手すり下部が大きく開いているため洗濯ばさみなどがよく下まで落下していたようです。手すりはサビで傷んでいるところが多くありました。
手すりの傷んでいたところは新たな手すりを溶接して接続し補修しました。足が浮いていた箇所は金具で補強し防水塗装を施しました。
排水口が無く物を落としやすかったベランダ下部には落下防止用の網を取り付けました。さらに、空調用のドレン配管を各部屋に設置しました。
北側ベランダのビフォーアフターは下記のようになりました。
南側の窓
本来は南側にベランダを増築したかったのですが、断念しました。ベランダを増築したかった理由は下記の通りですので、対応方法を考えながら補修を進めました。
- エアコン用の室外機置き場を確保したい
- 一部部屋の給湯器が室内にあるので屋外に出したい
- 洗濯物を干すスペースを取りたい
まず、南側の窓のサッシは全てカバー工法を用いて交換しました。また、アルミ製の古い手すりも撤去しました。
窓の外にはエアコンの室外機を壁掛けで設置しました。
一部のお部屋は給湯器を室内に設置しました。背面に排気口があり給湯器の燃焼に使われた空気は屋外に排出されます。その他のお部屋は北側のベランダに給湯器を取り付けました。
手すりはステンレス製のタイプを室内側に設置しました。空調機器の入れ替え工事が発生したら手すりを取り外し室内から作業を行う計画です。
広い物干しスペースは確保できなかったので、南側の窓上に物干し金物、浴室に浴室乾燥機と物干し竿を設置しました。さらに従来からある北側のベランダにも干す事が出来ます。
窓のシール
カバー工法による交換を行わない窓は、周りを埋めている古いシール材を全て撤去し打ち直してもらいました。
Eタイプテラス窓
Eタイプのお部屋は折角小さなベランダがあるのに腰高の窓でした。そこで室内を全て解体し、窓下を開口して新しいテラス窓を取り付けました。
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