半分近くが空室。室内の間取りも建築当初のままで室内の一新が必要でした。＞建て替え宣告された賃貸マンション再生の記録

改修前は全21部屋中9室が空室でした。クロスやフロアーなど部分的な補修は施していますが、基本的な部分は建築当初のままでした。室内をご案内すると

壁は塗装、床は貼り替えできれいになりますが、露出したガス管や室内側に給湯器が付いていました。

改修前Cタイプキッチン改修前Dタイプキッチン

室内はたたみ中心の部屋。作り付けの洋服ダンスが設置してありました。

改修前Cタイプ南側和室

結露か雨の吹き込みで壁面が黒ずんでいました。

改修前Dタイプ窓

タイル式のお風呂です。

改修前Dタイプ風呂

同じくタイル式のトイレです。

改修前Dタイプトイレ

外壁や給排水の補修を行っても、このままの間取りでは客付けすることが難しい状態でした。

賃貸マンションの経営には、単に外壁塗装や部屋の作り変えを行うだけではいけません。近隣の賃貸物件に比較しても競争力がある内容にしないと経営が出来ません。そこで、改修と同時に下記のような設備も同時に検討する事にしました。

以上のような問題点や改修希望をどのように進めて行けばよいのか業者や団体に相談してみました。次ページから相談を行った業者や団体の対応について説明していきます。

半分近くが空室。室内の間取りも建築当初のままで室内の一新が必要でした。