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雨漏りの補修工事が簡単に出来ない
小手先の補修だけでは直せない
改修前の大きな問題点として雨漏りがありました。雨漏り発生後何度も業者に見てもらったのですが、簡単に直す事が出来ませんでした。
鉄板製飾り屋根のサビ
改修前には鋼鉄製の飾り屋根にステンレスの笠木が取付けられ屋上の手すり替わりになっていました。鋼鉄製の屋根は所々塗装が剥げサビが発生していました。屋根が錆びて穴が開きそこから雨漏りが発生している可能性もありましたが、足場も無く簡単に調査する事が出来ませんでした。
結果として屋根の解体途中にサビで発生した穴を発見しました。ここから雨漏りが発生していたようです。
手すりや柵の付け根
手すりや柵の付け根には、サビで口を開いているところもありました。防水塗装も浮いていたので雨が浸入していたと思われます。
外壁の亀裂
雨漏りは外壁からも可能性があります。改修前は屋上の棟屋や外壁に沢山の亀裂が見つけられました。
給水パイプに付け根
屋上では各部屋への給水管がある為、給水管の引き込み口から水が浸入している可能性もありました。
屋上の排水口
屋上の排水口は小さく、場所によっては奥まったところにあったので、排水途中での雨漏りも考えられました。
高圧電線
上記の結果、足場を立てて外壁と屋上防水を行わないと補修が出来ないと解りましたが、屋上には6600Vを引き込んでいる電気の鉄塔と電線が通っていました。防水工事の前に電線を処理しないと防水工事も中途半端になってしまいます。
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