大規模改修・リノベーションを終え、今後の予定と課題

建築士より建て替えを勧められた老朽RC造り賃貸住宅のリノベーション記録

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大規模補修・リノベーションを終えて

2007年9月10日竣工

2007年9月10日無事に建物の大規模補修と東側室内のリノベーションが完成しました。雨漏りが止まらなかった2006年4月から1年半でようやく改修工事が終わり一安心です。

入居状況

山之内PMコンサルタントに室内と外観の完成予想図を作ってもらったおかげもあり、竣工前から入居募集を掛けることが出来ました。竣工2ヵ月後の11月10日現在でリノベーション改修した部屋9室中8室の入居が決まりました。

残り1室は排水管を通すルートの都合上93平方メートル大きな間取りのFタイプです。この部屋だけが2LDKとなり他の部屋と比べると需要の少ない間取りですが自らの営業を強化して頑張りたいと思います。

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家賃変化

竣工後、銀行に提出した想定家賃よりも高く設定し募集を掛けた結果、リノベーション前と比較して30%から40%の家賃アップとなりました。しかも、9室中8室が早々に入居が決定しこちらも一安心です。

反省点:建物を劣化させてはいけない

今回の補修工事は大いに反省しています。管理会社に任せきりにせず、もっと注意して早め早めの補修を行っていればここまでの大規模補修を行わずに済んだのではと思います。今後は劣化してからの補修ではなく、劣化する前の補修を極力行うようにしたいと思います。

今後の課題

今回東側のリノベーションを行いましたが、まだ西側に古い間取りの部屋が残っています。どのようにリノベーションを行うのか、西側の給排水設備をはどうするのかと言う問題が残っています。その他にも地下の補修など細かい問題を順次解決していきたいと思います。

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EDIT

安易な建て替えは出来るだけ避ける!エコが推奨されるこれからの賃貸運営by賃貸マンション再生の記録©2007

徹底的に調査検討後リノベーションした賃貸マンション